ウソだらけの医学常識

  ▲リウマチの痛みはスカベンジャーで消える

  関節が腫れて痛む病気にリウマチがある。リウマチとは、「流れる」と言う意味の言葉だ。その意味の通り、この病気になると痛みや腫れが、小さい関節から大きい関節

  へと移動していく。若い女性に多い慢性関節リウマチは、自己免疫による病気である。本来、外敵に向かうはずの免疫機構が自分自身の体組織に対して攻撃を仕掛け
  
  るのが自己免疫と呼ばれるものである。免疫を担う細胞は活性酸素や蛋白質分解酵素を武器に攻撃する為、標的になった関節に痛みや腫れなどを発症する。炎症に

  よる 損傷は修復されるが、それが繰り返されると正常な修復ができなくなり、関節の変形を招き、重度の場合は骨が溶け出してしまう。これが男性より女性に多いのは、

  もともと女性の方が免疫力が高い為である。妊娠中に胎児を保護する為だが、ウイルスへの防衛力が強ければ、自己免疫になった時のダメージもそれだけ大きくなる

  のである。免疫は「種の保存」という生命の合目的性(ごうもくてきせい)(かな)う現象に違いないが、それが裏目に出てしまうわけである。慢性関節リウマチの

  他にも膠原病(こうげんびょう)とか橋本病と呼ばれる甲状腺の病気や若年性糖尿病など、自己免疫による病気は多い。自己免疫を起こす1つの理由は、外来の異物

  が持っている目印と自分の体組織の目印が似通っているケースがある。目印はいわば細胞の顔であり、糖と結合した蛋白質だ。免疫機構は、対象物を目印で識別

  して、攻撃するどうかを決めている。その判断材料が敵に似ていると、見間違えて味方を攻撃してしまうのだ。一旦敵に間違えられると、その体組織はいつまでも免疫

  機構の攻撃を受けることになる。そこが、アレルギーに比べて自己免疫がより厄介なところだ。アレルギーは標的が入ってきた時だけ発症するが、自己免疫の場合は

  常に標的が体内に存在するのである。細菌やウイルスの感染も関節炎の原因になる。リウマチ様の症状を起こすリウマチ熱が、溶連菌(ようれんきん)という細菌による感染症だと

  言われている。この細菌は誰でも喉などに持っているのだが、感染すると抗体と免疫複合体を作り、それを始末する為に掃除機の様な役割の細胞・マクロファージ等が

  働いて、炎症を起こすわけだ。いずれにしても、リウマチの痛みは関節の炎症によるものである。従って、炎症さえ抑えれば痛みはなくなる。医者がリウマチの治療に

  ステロイドと言う消炎剤を使うのはそのためだが、ステロイドには、炎症を促進する局所ホルモン、別名、微調整ホルモンとも言われるプロスタグランディンを作れなく

  させる効果がある。だが、ステロイドが抑えるのは炎症だけではない。微調整ホルモンを広範囲に抑え込んでしまう為、様々な副作用を起こす。例えば、ステロイドを

  長く使い続けた人は、骨が脆くなることが多い。外見的には、脂肪が顔だけにつくムーンフェイス(満月の様な真ん丸な顔)になり、手足は痩せてしまう。そういう人が

  亡くなって火葬されると、ほんの一握りの骨しかか残らないそうである。リウマチの痛みを取る為に、こんな恐ろしい薬を使う必要はない。そもそもステロイドとは、副腎

  皮質で作られるホルモンである。インターフェロンと同様、もともと体内で作られる物質は、外から注射するものではなく、必要に応じて自力で作れるようにしておくことが

  望ましい。そうしないと、必ず副作用に苦しめられる。同時に、ホルモンを製造する器官は特に“怠けもの”で、外から与えられると自らはその機能をすぐに停止してしまう。

  ステロイドを作る副腎皮質は、もともと他の臓器よりもビタミンEやビタミンCを多く持っている。従って、より多くの

  ステロイドを自力で作らせる為には、EやCを十分に摂るべきだろう。更に、ステロイドを作る為には、ビタミンAやB群も

  求められる。また、炎症を起こした関節が痛みやすいのは、関節腔に活性酸素を除去する酵素がない為である。従って、

  スカンベンジャーを大量に摂取して活性酸素を除去すれば、炎症は鎮まり痛みは和らぐ。スカンベンジャーを摂取する

  には、もちろん、ビタミンEを患部に直に塗るのも効果的だろう。ビタミンEは脂溶性なので、皮膚から体内に染み込んで

  いくのである。