危ない食品食べてませんか?

  ❈サクランボ・・・“輸入チェリー”はポストハーベスト農薬の不安が強い

  6月頃、店頭にかわいらしい姿のサクランボが並びます。種類は2つあって、きれいなピンク色のサクランボと、赤黒いサクランボ。ピンクの物は国内産。

  赤黒いのは輸入物のチェリーです。味に少し違いがあり、どちらのサクランボも人気。でも、安心という点では、やはり国内産が良いでしょう。

  輸入物は収穫後に使用するポストハーベスト農薬の不安が強いのです。畑で使われる農薬は、ある程度蒸発したり、太陽の紫外線で分解されたりしますが、

  ポストハーベスト農薬は、殆どそのまま残ります。日本でのチェック体制も整っていないのが実情です。国内産の旬は6月。輸入物は5〜7月です。

  サクランボは皮ごと食べるので、良く洗うことが大切。ボウルにサクランボを入れ、水を流しっぱなしにして10分ほど漬け洗いが理想です。水を流しっぱなしにする

  ことで、水に溶けだした残留農薬やダイオキシンが再びサクランボの表皮につくことを防ぎます。次に、サクランボをざるに取り、水を流したままで、振り洗いを5回ほど。

    輸入ものは、特に念入りに洗いましょう。表皮についた殺菌剤などの農薬やダイオキシンはこれで取り除くことができますが、残念ながらクチクラ層にまで浸みこんだ

  殺虫剤やダイオキシンは防ぎようがありません。唯、なんといっても、サクランボは高価。例え残留農薬やダイオキシンが残っていたとしても、健康を害するほど

  たくさんは食べられないのが救いです。

  ❈ナナ・・・“上から1cm”は切り落して食べる

  熱帯植物のバナナ。バナナがまだ高級な果物で、遠足に持って行くとちょっとステータスだった昔は台湾産のものが殆どだったが、最近出回っているのはフィリッピン産。

  全体の8割を占めています。しかし、安全という点からすると、ベノミルなどの殺菌剤や、TBZ、イマザリルなどの防カビ剤を使っているフィリッピン産よりも、  

  防腐剤にミョウバンを使っている台湾産の方が安心だし、おすすめ。バナナは1年中出回っており、旬はありません。農薬の心配ですが、バナナの場合、殆ど皮の部分に

  しか残りません。ですから、皮をむけばいいのですが、バナナは軸が腐ってしまうのを防ぐ為に、収穫後に防腐剤や防カビ剤などを使う事が多く、これが大きな問題です。

  こうした農薬は、軸に近い果肉の部分に染み込んでいることがあります。因みに、軸とはバナナを食べる時上になる部分。ですから、皮をむいたら上から1cmほど

  切り落として食べる。これが安心のポイントです。1cm以上先まで農薬が染み込むことはないので、これで大丈夫。

  ❈ロン・・・農薬をあまり使わずに栽培された果物

  メロンは果物の中では、農薬をあまり使っていない安心なものです。何故かというと、農薬を多量に使わなかればならない様な条件下では、メロンは育たないからです。

  しかも、温室またはビニールハウス栽培が多いので、ダイオキシンの心配もそれほどありません。特に、旬の時期は安全。プリンスメロンとアンデスメロンの旬は、5〜6月。  

  アムスメロンは6〜7月です。当たり前の話ですが、安心な食べ方は、皮を残して食べること。美味しいと、皮ぎりぎりまでスプーンですくって食べたりするものです。

  ところが、ここまで食べるのは、ちょっと不安です。子供にはあまり皮のちかくまで食べないように、皮と実の間を、あらかじめナイフでカットしてあげると良いでしょう。

  選び方としては、プリンスメロンは「白っぽく中玉以上の大きさの物」、網のあるメロンは「網が良く張っている物」が良いのです。

  ❈レープフルーツ・・・店頭に並んでいるのは、殆ど輸入品

  グレープフルーツという名前は、木の枝になった実がいくつも固まって、まるでブドウのように見えることからつけられたのだそうです。グレープフルーツは、殆どが輸入品。

  1年中、店頭で見かけるが、輸入量がピークとなる4〜6月の物が産地でも旬に当り、農薬の使用量も少ないようです。最も、輸入果物ですから、収穫後に使用する

  防カビ剤など、ポストハーベスト農薬の不安があります。そこで、安心な食べ方を述べます。まず、水を流しながら、5回位手でこすり洗いをして、表皮についた農薬や

  防カビ剤を落とします。次に、グレープフルーツを横半分に切って、スプーンですくって食べます。「なんだ、いつもの食べ方じゃないか」と思われるかもしれませんが、

  防カビ剤は果肉まで浸みこむことは殆どありません。安心度から言っても、このスプーンで食べる方法、しっかり理にかなっているのです。

  グレープフルーツの選び方ですが、「形が丸くて重さがあり、皮が薄いもの」を選ぶようにします。