危ない食品食べてませんか?

  ❈魚(3)・・・安全に食べる為の“賢い下味テクニック”

  魚から汚染物質を出すのに、最も効果的な調味料とは? 醤油や味噌、酒粕は染み込む力が強く、その分、逆にいろいろな汚染物質を引き出す力を持っています。

  ですから、醤油や味噌、酒粕で下味をつける方法は、魚を安全に食べる賢いテクニックです。下味をつけた後、煮る、焼く、揚げる。調理法はいろいろです。

  まず、醤油を主体とした調味液を倍に薄めて魚をつけ、5分程置いてから取り出し、新しい調味液で煮付けます。カレイやメバルの煮漬けはこの方法で。1度、調味液に

  つけて汚染物質を引き出し、改めて煮込む事で安全度を高めます。ブリ、カツオ、カジキマグロなどは、醤油を主体にした調味液に5分ほど漬けた後、つけ焼きや照り焼きに。

  「サバの竜田揚げ」「アジの南蛮漬け」「イサキの香り揚げ」などの料理は、調味液で下味をつけてから揚げ物にします。また、つけて1日ほど置いた味噌漬けや粕漬けを

  焼く時は、味噌や酒粕を丁寧に落します。床の味噌や酒粕は、魚から染み出た汚染物質が残っているわけですから、もったいなくても捨てること。 

  ❈魚(4)・・・水煮、湯こぼし安全度アップ

  「サバの味噌煮」を作る時は、サバを筒切りにして、たっぷりの熱湯をかけます、クセを取ると同時に、油に溶け込みやすい有機塩素系農薬やダイオキシンなど、

  化学汚染物質を減らす効果があります。「ブリ大根」を作る時も、ブリを脂抜きする為に熱湯をかけて霜降りにします。安全の効果はサバと同じ。

  イワシを煮る時。煮立たせたお湯に酢を加え、頭を落とし、ワタを取ったイワシをサッと茹でます。お湯の中に農薬などの汚染物質が溶け出すので安心です。

  茹でたお湯は捨てましょう.この後、煮汁に生姜や梅干しを加えて煮込みます。そして、「タラちり」チリ鍋に入れる前に、アク抜きの為、湯こぼしもすると良いと言われれる。

  この湯こぼしも、汚染物質を取り除くのに効果あり。是非実行しまましょう。このように1度、水煮や湯こぼしをして脂分やアクを取る方法は、いろいろな魚料理の下ごしらえ

  として昔から行われているが、同時に徐毒の効果が高く、安全調理のテクニックとして大変有効でs。

       

  ❈魚(5)・・・生の魚で食中毒を起こさない為の約束事 

  魚を生で食べる時も、ちょっとした工夫、ひと手間で安心して食べることができます。刺身で食べる時、ハマチなどの脂分の多い魚は、醤油に浸けるより、2杯酢に浸けて

  食べた方がいいでしょう。酢・醤油共に、汚染物質を引き出す力が強いからです。味もさっぱりして美味しくいただけます。酢の物も、汚染物質を少なくする良い食べ方です。

  但し、魚を漬けておいた酢は途中で1度取り替えましょう。汚染物質が魚から溶け出すからです。また、酢の物の酢は飲まない方が安全でしょう。

  ここで魚の酢じめの方法をご紹介します。サバやコハダは3枚おろし、塩をたっぷり振って3,4時間置きます。軽く水洗いして、布巾などで水気を丁寧に取った後、

  今度は酢につけます。生臭みを取り、余分な脂分を落とす、昔からの知恵ですが、同時に農薬など汚染物質の毒消しの方法としても有効です。

  さて、アジやサバには、激しい腰痛や嘔吐を引き起こす「アニサキス」という恐ろしい寄生虫が、ごくたまに寄生していることがあります。加熱調理すれば死ぬが、生で

  食べる場合はそうはいきません。そこで、アジのたたきやしめサバは、1昼夜冷凍し、ゆっくり解凍してから食べます。家庭の冷蔵庫のフリーザーは、マイナス30℃近くまで

  下がります。寄生虫のアニサキスは、マイナス20℃以下に24時間置くと、死ぬか、かなり弱るのです。尚、アニサキスは酢では死にません。

  新鮮な物はすぐに食べたいところですが、ここは安全を考えて1昼夜待ちましょう。